ひまわり
ひまわり(向日葵)の名前は,ひまわりが一日の日(太陽)の動きに合わせて向きを変えることに由来する.この向きの変化には,茎が大きく関係している.ひまわりの茎に含まれる成長ホルモンオーキシンには,茎の伸張成長を促す作用があるが,これは日の当たらない側で高濃度となる.そのため,日蔭側の茎が早く成長してしまい,ひまわりの茎は太陽の方向へ曲がる.これは,若いひまわりのみにみられる現象であり,開花後のひまわりにはみられない.その理由は開花が進むとオーキシンが分泌されなくなり,茎が硬直してしまうためである.
落下生
落花生は,茎の根元の方に小さな黄色い花をつける.花は昼には開き,夜には萎む.花が萎み,地面に垂れ下がると「子房」という茎が花の根元から伸び,地中にささり,さらに伸びていく.子房が地中に入ると先の方に落花生のさやができ,実を結ぶ.このように花が落ちて実が生まれることから,落花生と呼ばれる.
参考・引用文献
ヒマワリの名前の由来は? みんなの花図鑑. 6月24日検索.(http://blog.minhana.net/2012/08/post-217.html)
ピーナッツ豆知識.e-ピーナッツ. 6月24日検索.
(http://www.chiba4u.com/peanuts/html/tisiki.html)